手数料の安さと顧客に合わせた細かなシステム対応が導入の決め手。『NETSEA』が掛け払いサービスで売上を伸ばしたワケ

国内最大級の卸売り・仕入れ特化のプラットフォーム『NETSEA(ネッシー)』は、サービスの収益を左右する手数料の低い掛け払いサービスを探していました。以前から複数の掛け払いサービスを導入していた『NETSEA』。どのようにして、これまでの与信データを『GMO掛け払い』に引き継ぎ一本化することができたのでしょうか。

弊社サービスの導入背景から導入後の成果・導入後にユーザーから多かった問い合わせなどを株式会社SynaBizプラットフォーム事業部 NETSEAグループ 顧客戦略チーム小谷 亮介さんにお伺いしました。

決済代行サービスにかかる手数料をもっと抑えたかった

―まずはじめに御社の事業内容について教えてください

弊社では、『NETSEA(ネッシー)』というECプラットフォームと『ReValue(リバリュー)』という買取サービスなどを運営しています。

『NETSEA』は年間流通額約90億円、国内外の登録サプライヤー約5,000社、登録バイヤー約48万社をつなぐ 国内でも最大規模のBtoB卸モールです。おかげさまで、卸売り・仕入れに特化したプラットフォームとして国内最大級の規模に成長。アパレルと雑貨商品を中心に年間約90億円もの取引が行なわれています。(2022年1月時点)

―今回は『NETSEA』に『GMO掛け払い』を導入されたとお聞きしていますが、そもそもどのような決済課題を抱えられていたのでしょうか?

『NETSEA』のビジネスモデルは、サプライヤーとバイヤーの取引時に決済手数料をいただくかたちで成り立っています。そして弊社では、『GMO掛け払い』導入以前も外部の掛け払いサービスを利用していました。

弊社の最終的な利益は、いただいた決済手数料から決済代行会社へお支払いするシステム手数料を差し引いて確定します。つまり、“掛け払いサービスにかかる手数料の金額が弊社の最終的な利益を左右する”のです。

「掛け払いサービスにかかる手数料を抑えられないか」と情報を調べていたなかで、『GMO掛け払い』は品質がよく安価ということを知り、導入に踏み切りました。

細かいシステム改修に対応いただけたのは『GMO掛け払い』だけ

―新しい決済サービスは『NETSEA掛け払い powered by GMO』という名前でリリースされていますが、このようなサービス名となった背景を教えてください

まず我々は、『GMO掛け払い』を導入するにあたって、これまで複数組み込んでいた掛け払いサービスを全て一本化しようと考えました。そしてその流れで、「せっかくならサービス名を冠した決済サービスにできないか?」との声が社内から上がりました。

正直、少し無茶なお願いかな...とも思ったのですが、GMOペイメントサービス(以下GMO-PS)さんは快くご快諾いただき、決済システムは『GMO掛け払い』を踏襲したまま、『NETSEA掛け払い powered by GMO』というサービス名でのリリースに至りました。

お願いすることも憚(はばか)られるような内容だっただけに、まさかご快諾いただけるとはと驚きました。自社サービスの名前をつけた名称にして顧客に提供できる決済サービスは、業界内でも『GMO掛け払い』のみなのではないかと思います。

―複数の掛け払いシステムを『GMO掛け払い』に一本化するのは大変ではなかったですか?

導入前は懸念していたのですが、GMO-PSさんに親身になって寄り添っていただけたため、スムーズに一本化することができました。

『NETSEA』を利用するユーザーにとって、これまでの与信データが適切に引き継がれるかは重要な問題です。この点も、GMO-PSさんはこれまでの利用データをもとに、ユーザーが納得する適切な与信枠を引き継いでいただきました。

また、従来、我々がシステムの改修をしたくともどうしても先方システムの都合上、ユーザーにもご納得いただけるサービスを提供するのが難しい場面もございました。

一方『GMO掛け払い』では、例えば「請求日を●日に変更したい」というオーダーにもシステムを一部改修するかたちでご対応いただけました。

既存の決済代行システムをただ組み込むだけでなく、顧客ごとのオーダーに合わせて改修してくれるGMO-PSさんの柔軟性は、決済システムを開発する側としては、非常に大きなメリットだと感じました。

ユーザーの不明点は万全なカスタマーサポート体制で解決へと導く

―『GMO掛け払い』を導入してみて、利用者数に変化はありましたか?

『GMO掛け払い』を導入したのは2021年7月です。そのため、まだ導入から数ヶ月しか経っておりませんが、以前の掛け払いサービスを利用していたとき以上の取引金額・ユーザー数を獲得できています。決済システムを変更すると、ユーザーから不明点の問い合わせが多くなりがちですが、想定よりも少ないので運用もスムーズに進んでいます。

※取材は2021年12月実施

―掛け払いシステムの実装にはどのくらいの期間がかかりましたか?

開発に着手してからは、3〜4ヶ月でリリースまで至り、とてもスピーディーな印象でした。チャットツールを介して弊社の開発担当者とGMO-PSさんの担当者が、綿密なコミュニケーションを行なえる体制を作っていただきました。おかげで開発に必要な資料や情報のやりとりも滑らかに進み、導入時にありがちな進捗に関するストレスもなかったです。

―先ほどユーザーからの問い合わせは少なかったとありましたが、とはいえ何件かはあったかと思います。導入を検討されている企業様が気になる点かと思いますので、どんな内容だったか教えてください

一番多かったお声は「与信枠を付与しているはずなのに決済ができない」という内容です。この問題の原因は、弊社で正しくシステムの引き継ぎができていなかった点にあったのですが、GMO-PSさんにユーザーへの回答方針をレクチャーいただいたことで、大きなトラブルを防ぐことができました。

そのほかには「掛け払いの審査はどのように進めたらよいか」「請求書は何日ごろに届くのか」「請求書の内訳が欲しい」「決済の振込先がわからない」といった内容が目立ちました。

弊社のカスタマーサポートでは、自社内で回答できる内容は弊社が返答し、難しい場合はGMO-PSさんに相談しながらコミュニケーションを取っています。ユーザーからすると「決済サービスはスムーズに使えて当然」という存在です。今後も滑らかな決済体験を届けられるようオペレーションを磨いていきたいです。

業界No.1を目指して。理想の決済体験を届けていきたい

―今回の決済システムの改修に関する上司や社内での反応を教えてください

当初は決済システムというサービスの根幹に手を加えるため、導入への期待と同時に少なからず不安も社内にはあったと思います。しかし、いざ導入してみると、ユーザーの利用率は下がるどころかむしろ上がっているので、今では導入してよかったと好評の声をいただいています。

また、私事で恐縮ですが、着手からリリースまでわずか3ヶ月足らずでプロジェクトを進められたという点が会社から評価され、社員賞もいただけました。これもGMO-PSさんのおかげです(笑)。

―『GMO掛け払い』の導入により以前の決済課題は解決したと思いますが、「さらにもっとこうしていきたい」という点はありますか?また最後に『NETSEA』の今後の展望を教えてください

『NETSEA』のようなECプラットフォームにとって、決済システムは売上やLTV(顧客生涯価値)を左右する重要な点です。

まだまだ理想の決済体験とは言えないかもしれませんが、今後もGMO-PSさんと協力しながら、業界No.1を目指していきたいと考えています。

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